南砺里山倶楽部

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とち餅(羽馬製菓)

とち餅づくりは、家族4人のあうんの呼吸
午前5時。まだ夜が明ける前からとち餅作りは始まる。作業場の扉を開けるとたちまち、とちの実の甘い香りに包まれる。蒸篭からは湯気が立ち上り、蒸し上がった餅をつく一定の音が鳴り響く。一代目のお父さんは福光の菓子屋で修行し、約50年とち餅を作り続ける熟練。現在は二代目の息子さん夫婦とともに家族4人でとち餅づくりを行っている。
使用するとちの実はすべて五箇山で収穫したもの。9〜10月に山で実を拾って乾燥させ、冬場に皮を剥き灰汁抜きをしたものを保存している。新大正もち米にとちの実を混ぜる配分やつき加減、それらによって引き出される香りと風味はまさに職人の勘のなせる技。
つき上がったばかりのとち餅をいただくと、素朴な甘みと香りが口いっぱいに広がった… 幸福な味。焼くとさらに香ばしさが感じられる。
五箇山で昔から親しまれるとち餅。一家相伝のその味と香りを旅の記憶とともに持ち帰りたい。

蒸篭に入ったもち米ととちの実。半端に出たとち餅の耳も無駄にせず一緒に入れることも。

湯気が上がる蒸篭。年間を通してとち餅を製造する店は五箇山でも数少ない。

親子2代、家族4人で一気に作り上げる。ぴったりあった呼吸は家族だからこそなせる技。

生の「とち餅」は現地でしか味わえない。真空パックされた商品は、持ち帰り可。
information
名称 羽馬製菓
所在地 〒 939-1923
富山県南砺市下梨2096
TEL 0763-66-2536
駐車場
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