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世界遺産ー五箇山合掌集落

世界文化遺産ー白川郷と五箇山
1995年、岐阜県・白川郷合掌集落と同時に世界文化遺産に登録された、富山県・五箇山合掌集落。
五箇山合掌集落は、菅沼(すがぬま)合掌集落と、相倉(あいのくら)合掌集落」の2つの集落からなる。

同じ合掌集落といっても、白川郷と大きく異なる点は屋根の勾配。
菅沼集落や相倉集落の合掌造りは白川郷・荻町合掌集落とくらべると、勾配が若干急になっている。
これは、同じ豪雪地帯といっても、白川郷で降る雪が軽いことに対して、
五箇山地方の雪は湿気を多く含み重たいため、少しでも屋根から雪が落ちるよう考慮されている。
五箇山の地そのものが険しい山岳地帯であったため、「秘境」と呼ばれ、
昔ながらの静かでなつかしい風景が広がる。
相倉合掌造集落
庄川の川面からやや離れた段丘上の、細長い台地に広がる集落。
戸数27戸のうち、20戸が合掌造り家屋であり、
その多くは江戸時代末期から明治時代にかけて建てられたもの。
相倉集落内には5軒の合掌造りの宿があり、世界遺産の中で泊まることができる。
夜と朝は、住民と宿泊客しか滞在することができないため、
静かで非日常的な空間で、心癒される滞在をすることができる。

国指定 史跡 昭和45年12月4日指定 平地域
重要伝統的建造物群保存地区 平成6年12月21日選定
世界文化遺産 平成7年12月9日登録
菅沼合掌造集落
旧上平村のほぼ中央、庄川の流れが方向を変える地点の右岸に広がる小さな集落。
合掌造り家屋9棟をはじめ、土蔵や板倉などの伝統的な建物、
雪持林や茅場などの山林をも含めた地域が史跡に指定されているため、観光地化されていないのが魅力。
数百年前にタイムスリップしたかのような不思議な感覚を味わえる。
集落内には江戸時代の主産業を伝える「塩硝の館」や「五箇山民俗館」があり、
五箇山の歴史と伝統を学ぶこともできる。

国指定 史跡 昭和45年12月4日指定 上平地域
重要伝統的建造物群保存地区 平成6年12月21日選定
世界文化遺産 平成7年12月9日登録
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