自然と伝統の恵みを分かち合う、一家のおもてなし食。
厳しい冬があるからこそ育まれてきた、里山の豊かな食文化。
自然の恵みに感謝し、大切に保存する伝統の知恵。
一家(いっけ)の絆を結ぶ、おもてなしの心。
南砺の食とは?
里山の自然と伝統の恵みを分かち合う、 一家のおもてなし食。
厳しい冬があるからこそ育まれてきた、里山の豊かな食文化。 自然の恵みに感謝し、大切に保存する伝統の知恵。 一家(いっけ)の絆を結ぶ、おもてなしの心。
ニシンの糀漬(大西鮮魚店)
木樽でじっくりと熟成させる、伝統の発酵食。
五箇山のふもと、城端(じょうはな)にある「大西鮮魚店」。 今は珍しい昔ながらの魚屋だが、この店の一番の名物と言えば、自家製の「ニシンの糀漬け」。 店の奥には、昔ながらの木樽が置いてあり、米麹の中で身欠き鰊がじっくりと熟成されている。 樽から取り出して一口頂くと、そこにはニシンに糀の甘みと唐辛子の辛みが絶妙にマッチした、 幸せな味が広がる。これはご飯のお供にも、お酒のアテにもぴったりの絶品だ。(続く)
とち餅(羽馬製菓)
五箇山のとち餅づくりは、 家族4人のあうんの呼吸
午前5時。まだ夜が明ける前からとち餅作りは始まる。作業場の扉を開けるとたちまち、とちの実の甘い香りに包まれる。蒸篭からは湯気が立ち上り、蒸し上がった餅をつく一定の音が鳴り響く。一代目のお父さんは福光の菓子屋で修行し、約50年とち餅を作り続ける熟練。現在は二代目の息子さん夫婦とともに家族4人でとち餅づくりを行っている。(続く)
地酒(三笑楽酒造)
五箇山で若き杜氏が醸す、山の酒。
創業明治13年、合掌造りで知られる五箇山の小さな酒蔵、三笑楽。 三笑楽という名は、中国の画題「虎渓三笑」から来ており、「酒は笑い、楽しく呑んでいただきたい」という思いから名付けられているという。酒米は南砺産の五百万石を中心に使用し、ブナ原生林の湧水を仕込み水とし、昔から守り継がれきた山廃仕込みで醸す。(続く)
五箇山とうふ(喜平商店)
縄でも縛れる五箇山豆腐。山の食文化の原点。
南砺には、家族経営の豆腐屋が多く残っており、豆腐は重要な食文化だ。 中でも五箇山豆腐は、縄で縛れるほど固いのが特徴で、日本の豆腐の原点とも言える。 浄土真宗が盛んなこの地域の人々にとって、豆腐は最も重要な食であり、 「報恩講」と呼ばれる伝統行事では、煮しめの上で大きな豆腐を乗せる風習もある。(続く)
いわな寿し(いわな)
ここでしか味わえない「いわな寿し」が名物!
世界遺産にもほど近い、五箇山の道の駅「ささら館」の中にあるお食事処。 店名の通り、地元産の岩魚(いわな)を使った料理を提供しており、 名物は、いわなの握り寿しと、赤かぶ寿しの紅白セット。 を握りで提供しているところは珍しく、ここでしか味わえない味だ。(続く)
道の駅福光
南砺の天然山菜、野菜、特産品が勢揃い!
豊かな田園風景が広がる、福光にある道の駅。 近隣の生産者による、安全安心な朝どれの野菜や農産品が集まる、なんと里山の食のデパートだ。 中でも圧巻は、4月〜6月頃まで登場する「天然山菜」。 うど、くぐみ、ススタケなど20種類近くの山菜がところ狭しと並び、 種類、量、品質とも北陸随一の品揃え。(続く)
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